中央大学 文学部 泉ゼミ (美術史美術館コース) ブログ

美術史美術館コースは、中央大学文学部フランス語文学文化専攻に設置されています。このブログは、日頃のゼミ活動を更新しています。

ようこそ、泉ゼミ・ブログへ。
ゼミは3、4年生で構成され、2年間で、フランスを中心とした西洋美術史、美術館や文化遺産の歴史や今日のあり方について学びます。
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このブログは、ゼミの紹介がメインです。
ゼミ活動のまとめは、上のメニューバー「ゼミについて(毎年更新)」をご覧ください。
大学のゼミってどんな活動をするの? 文学部のゼミでどういうことを学ぶの?
そういうことを知りたい方に、うちのゼミの様子をお伝えできればと思います。

カテゴリ: 授業

日時:2022年4月29日(金)午後
場所:森美術館
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/chimpom/
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2022年度前期のゼミが始動しました。今年度の見学会第1弾は、「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」です。この企画はすでに3月の時点で教員がゼミ生に伝えていました。
「今だけ学生・子供ワンコイン」割引:学生、子供は期間中、一律500円になるワンコインキャンペーンを実施。期間:3.14(月)~5.5(木・祝)
という魅力的な料金設定があることを知り、これなら躊躇なくゼミ生を森美術館に連れて行くことができます。

ゼミでの見学会は、事前学習と事後学習がセットになっています。今回は事前学習の時間が十分ではありませんでしたが、ゼミ生にネットで読める展覧会記事を集めてもらいました。今回の展覧会は学生が「ハッピースプリング」を楽しんでもらうことが目的でしたので、むしろ事前学習は必要なかったでしょう。この展覧会にすでに足を運んでいた4年生がいましたので、見どころを発表してもらいました。事後学習として、グループ・ディスカッションを予定しています。

さて、見学会当日は祝日でしたので、ゼミでの全体集合はせず、会場でできる人だけ15時半過ぎに待ち合わせということにしました。待ち合わせ場所は、こちらの展示室。IMG20220429175719
by-nc-nd.eu



Chim↑Pom
《ヒロシマの空をピカッとさせる》
《PAVILION》

この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際」ライセンスの下で許諾されています。











大雨にもかかわらず、混雑していました。この展示室はちょうど全体の真ん中あたりで、教員は人をかき分けながら向かったわけですが、数人の学生と会うことができました。現代アートの展覧会を観る経験の少ない学生たちの反応を見たかったわけですが、楽しんでいる様子でした。また会場の熱気もありました。

教員は学生たちの反応を確認したあと、まずはルー・ヤン(陸揚)の映像を1時間ほど楽しみ、その後、最初の展示室のほうに足を向けました。会場を後にしたのは19時ごろ、見応えのある、もちろん「ハッピー」になる展覧会でした。来週のグループ・ディスカッションが楽しみです。

2021年度のゼミは対面授業でスタートしましたが、ゴールデン・ウィーク前後でオンライン授業となり、6月から対面授業を再開しました。学内の図書館ツアーライティングラボのツアーも実施できました。

前期の学び(オンライン授業中)
前期のオンライン授業では、以下のテクストをもとに、「絵画とは何か」について理解を深めました。


前期の見学会
去年のゼミでは、見学会を思うように実施できなかったので、前期は美術館に行くことをメインとしました。
「モンドリアン展」SOMPO美術館
「アイノとアルヴァ ふたりのアアルト展」世田谷美術館
この二つの展覧会は、3年生が中心となって見学したい展覧会をピックアップし、投票で決めました。
「#映える風景を探して」町田市立国際版画美術館 
教員が図録論文に関わった関係で選びました。

後期の見学会
「迎賓館赤坂離宮 本館と庭園」を見学しました。
3年生は見学前にそれぞれの発表担当を決めました。見学後に以下のトピックについて発表しました。
建設のあゆみ、玄関ホール、朝日の間、彩鸞の間、羽衣の間、花鳥の間

3年生のグループ課題(11~12月)
3年生は二つのグループに分かれ、それぞれグループのテーマを設定し、資料を探し、発表しました。
グループ1:パリ万博とジャポニスム(モチーフと造形)
グループ2:『ブルーピリオド』マンガ紹介、藝大受験の自画像、予備校と藝大

ちょうどアニメが放映されていたので、教材として取り上げてみました。

2021年度ゼミ生による「卒業論文」と「学年末レポート」のタイトル

4年生 卒業論文タイトル

ロートレックのジャポニスム──作家の独自性を際立たせるための技術
ルネ・ラリック──ジュエリーから見えてくるルネ・ラリックの才能
サルバドール・ダリが用いたモチーフ達──絵画への自己投影 、科学との融合について
アンリ・マティスの室内画──空間に込めた表現
ポール・ゴーガン──タヒチが生み出す楽園と苦悩
マルセル・デュシャンとアメリカ──自由な表現を求めて


3年生 学年末レポートタイトル(5000字前後)

ジェームズ・マクニール・ホイッスラーにおけるジャポニスムの変遷──イギリス・ジャポニスムの起源から
ポール・ポワレが時代に与えた影響
フィンセント・ファン・ゴッホ──孤高の画家が手に入れた色彩と造形
バンクシーらしきネズミの絵」──グラフィティはどのようにアートになるべきか
アルフォンス・ミュシャ、世紀末パリでの活躍

3年生「学年末レポート」、4年生「卒業論文の概要」、4年生「学生生活をふりかえって」をまとめて冊子にし、2021年度ゼミ活動の成果とします。

日時:2021年10月8日(金)15時スタート
場所:迎賓館赤坂離宮 本館と庭園
https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/

2021年度後期授業が9月後半から始まりました。緊急事態宣言が解除されたので、ゼミの見学会をさっそく企画しました。泉ゼミでは、フランス美術だけでなく、文化遺産についても学びます。その学びの場として、フランスの歴史的建造物の要素をぞんぶんに取り入れた迎賓館赤坂離宮を訪問しました。
今回の見学は、本館と庭園です。ボランティアの方々が室内装飾について詳しく解説してくださり、学生たちの興味が広がりました。建築様式や装飾のモティーフなど、実際に見て学ぶ貴重な機会となりました。来週は、学生の発表をもとに、建物や室内装飾の理解を深めます。
館内の見学後、庭に出て、何枚か集合写真を撮りました。
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建物のファサードについては、来週のゼミで復習しましょう。
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最後は建物正面のファサードを見て、見学会は終了しました。

日時:2021年6月18日(金)14時スタート
場所:町田市立国際版画美術館
#映える風景を探して 古代ローマから世紀末パリまで
2021年度前期のゼミ美術館見学会第3弾、町田市の芹ヶ谷公園内にある町田市立国際版画美術館に行ってきました。
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4月24日から始まったこの展覧会は、すぐに緊急事態宣言によって中断され、6月1日から再開されました。
この見学会は、ゼミの教員が展覧会図録に文章を執筆する機会を与えていただき、学芸員さんと連絡を取り合っていた関係で実現しました。「《古きフランスのピトレスクでロマンティックな旅》を楽しむために」というタイトルの文章です。
最初に、この展覧会を担当した学芸員Tさんから、美術館の入り口で展覧会や版画美術館についての説明を受けてから、今年のゼミの集合写真を1枚撮っていただきました。
集合写真(ほかし)
2階の展示室へ。版画は光に弱いので、いつもよりは暗い部屋でした。
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ブリューゲルから始まります。今回は風景画がテーマです。これまで風景画というと色彩の作品を見る機会が圧倒的に多く、ほとんど版画だけで風景画を見る、線と構成だけで風景画を見るというのは初めての機会でした。ロランやピサロの油彩、水彩画、手彩色と、色のある作品が要所要所で入るので、目にとっても単調にならずに楽しめました。あと風景を描くための道具類の展示もありました。
個人的には『エジプト誌』の手彩色のエッチングが繊細な描写のなかに鮮やかな色彩が印象的でした。
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時代を通して版画技術の変化とともに、モノクロの濃淡がどのように変容してゆくのか、よく分かる展覧会でした。
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学芸員さんお世話になりました。

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