2020年度前期の授業はオンライン授業(4月下旬~7月中旬、計12回)が実施されました。

ゼミのオンライン授業
泉ゼミでは、ゼミ生がWebexの使い方をマスターする時間を設け、4月上旬から授業をスタートしました。当初は教員も学生も顔を出していましたが、大学からデータ・ダイエットの協力が通知され、5月の連休明けは、お互い顔出しなしの授業となりました。

ゼミの授業内容
泉ゼミでは、都内の美術館で開催されている企画展を題材に、3年生が発表をします。
展覧会の見学の前には事前学習をして、見学した後はさらに理解を深めていきます。
2020年前期は、国立西洋美術館の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を予定していました。
公式HPはこちら、https://artexhibition.jp/london2020/

①3年生
ゼミの見学会は中止せざるを得ない状況となり、
今年度は国立西洋美術館の常設展を以下のHPと本を使って、3年生が発表をしました。
・国立西洋美術館の公式HP https://www.nmwa.go.jp/jp/index.html
・Googole Arts https://artsandculture.google.com/partner/the-national-museum-of-western-art
・渡辺 晋輔、陳岡 めぐみ『国立西洋美術館 名画の見かた』集英社、2020年。
②4年生
泉ゼミでは9月に夏合宿が恒例行事となっています。昨年度に続き、今年度も予定していましたが、中止です。新年度のコンパも開催できず、ゼミ生が集まることができるのはWebexのオンラインだけで、とても残念です。
夏合宿では、4年生は卒論発表(20分)、3年生は卒論のための準備発表(10~15分)をします。
今年度は、4年生の卒論発表を前倒しで前期に行うことにし、6月から7月にかけて、13名が発表をしました。発表の1か月ほど前に個別にオンライン面談をし、卒論に向けてのテーマを絞り、読むべき本が指示されました。

「カスパー・ダーヴィット・フリードリヒ《人生の諸段階》7枚の連作について」
「ルーベンスの《十字架降架》におけるキリストの人体表現」
「レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画表現における学問の影響」
「ターナーとイタリア—旅行が与えた影響—  」
「フィンセント・ファン・ゴッホ 探求し続けた色彩」
「19世紀モードから見た印象派ルノワール」
「ティツィアーノにとってのヴィーナスと美の表現方法」
「エドガー・ドガの世界へのまなざし」
「カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの作品における愛国主義と自然へのまなざし」
「ジョルジュ・スーラ 点描法のルーツと主題変遷の理由を求めて」
「次世代の廃校利用可能性」
「廃墟芸術の歴史と魅力」
「コルセットからの解放とフェミニズム」

大学の図書館が使えないなか、みなさん、なんとか発表を終えました。この状況下でも、卒論に向けて前進しているので、よかったです。
後期は3年生の発表から始まります。

後期の授業が終了し、コロナの流行が落ち着けば、春休みにゼミ旅行を考えたいと思っていますが、こればっかりはどうなるか分かりません。
4年生は就職活動と卒論執筆の両立で大変ですが、卒論のほうはサポートしますので、なんとか乗り切ってください。
後期のゼミでは、4年生は卒論の原稿をみんなでチェックする作業をします。3年生は学術的な論文を使って19世紀フランス絵画について学びます。

それでは、みなさん、よい夏休みを。