中央大学 文学部 泉ゼミ (美術史美術館コース) ブログ

美術史美術館コースは、中央大学文学部フランス語文学文化専攻に設置されています。このブログは、日頃のゼミ活動を更新しています。

ようこそ、泉ゼミ・ブログへ。
ゼミは3、4年生で構成され、2年間で、フランスを中心とした西洋美術史、美術館や文化遺産の歴史や今日のあり方について学びます。
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このブログは、ゼミの紹介がメインです。
ゼミ活動のまとめは、上のメニューバー「ゼミについて(毎年更新)」をご覧ください。
大学のゼミってどんな活動をするの? 文学部のゼミでどういうことを学ぶの?
そういうことを知りたい方に、うちのゼミの様子をお伝えできればと思います。

2026年03月

2025年度卒業を予定しているゼミ生が、このブログのためにメッセージを寄せてくれました。
美術史美術館コースやゼミがどういう学びができるところなのか、教えてくれます。

■泉ゼミでは、実際に美術館を訪れ、展覧会を見学する機会があります。事前学習でその展覧会の概要や開催される意義、展示作品についての知識を学びます。そして実際に見学した際に感じた内容や得た学びを事後学習でまとめ、発表します。美術の勉強を始める前は、美術館や展覧会に行ってもただ「綺麗だな」「美しいな」などの感想で終わっていましたが、今ではなぜ綺麗なのかどうしてそのように描かれているのかなど作品の細部にまで注目して楽しむことが出来るようになりました。特に卒業旅行でヨーロッパを訪れた際は、自分がこれまで学んだ知識で美術作品をとても深く味わうことができ、有意義なひとときを過ごせました。

泉ゼミでは美術館見学や事前のグループワークを通して学びを深めました。私は美術に興味があってこのコースを志望しましたが、大学に入学するまでは美術館・博物館にはあまり行っていませんでした。美美コースに入ってからは、学んだことや作品の見方がわかるようになったのと、キャンパスメンバーズの対象のうちに沢山訪れようと思い、よく行くようになりました。ゼミでのグループワークや発表は、他の授業と違って、前に出て発表したり、自分の意見を言う貴重な機会となりました。私はとても苦手だったのですが回数を重ねるごとに慣れてきました。この経験は就活でも役に立ちました。また、他の人の発表を聞くことで、自分とは違った視点からの見方や、自分が知らなかった作品を沢山知れるのでとても勉強になりました。

美術に興味があって美美コースを選びましたが、入学したときは全く知識などありませんでした。授業を通して、多くの知識が身につきましたし、美美のみんなやゼミのみんなと展覧会に行くのはとても楽しく思い出になっています。泉ゼミでは、3年生から卒論を考える時間があるので、4年生の時にたくさん準備した状態で卒論を書くことができました。美美で学んだことで展覧会や美術館がより楽しめるようになりました。特に海外旅行で、有名な作品や授業で扱った作品を実際に見たときはとても感動します。

泉ゼミでは事前学習の後、実際に美術館へ行き実物を観察します。そのため事後学習では図録やパンフレットではわからなかった展示方法や実物の観察を含めた分析を発表することができます。人の発表を聞くことで自分とは違う視点に気づいたり学びが多くあったと思います。卒業旅行でヨーロッパの美術館に行く際には、美美コースで学んだ絵の実物が多くあるので他の人より楽しめると思います。

■泉ゼミでは、主に美術館見学を数回行い、それぞれ担当を分けて、発表を行いました。事前学習の時間も取られるため、知識をつけた状態で鑑賞できます。そのため、ただ美術館に行き、絵画を見るだけでなく、背景など、さらに深い点の気づきもあるので、非常に勉強になります。さらに、事後発表も毎回あるため、スライド作成の上達、そして発表もできるようになります

泉ゼミでは、グループワークなどを通して作品の理解をより深めることができるのが魅力だと思います。展覧会も、自分1人ではなくグールプで行くことによって作品の新たな発見ができたりととても面白いです。ゼミ生との交流も楽しいので、美術を学びながら良い学生生活を送れると思います

2025年度ゼミ生による「卒業論文」と「学年末レポート」のタイトル

4年生 卒業論文タイトル
カミーユ・コローにおける自然の表現──中期から晩年の風景画の描き方について」
クロード・モネの人物画──モネが人物を描かなくなった理由」
アンリ・ファンタン=ラトゥールの静物画──新鮮さと温かみの在りかについて」
ポール・セザンヌの技法──絵画の構図と視点の探求」
ベルト・モリゾの私的空間における女性表象──女性の解放と自己の確立」
エドガー・ドガの構図と視覚表現──浮世絵との比較を通して」

3年生 学年末レポートタイトル
ディエゴ・ベラスケス──写実性と構図の革新」
フランソワ・ブーシェ──コンクールからみる刷新的な取り組み」
エドガー・ドガ──踊り子シリーズにみられるドガの独自性」
アルフォンス・ミュシャ──媒体を越えた構成力と没入感」
エミール・ガレ──ジャポニスムを通して再構築されたガレの自然観」
カスパー・ダーヴィット・フリードリヒ──風景画に秘められた精神世界」
マルセル・デュシャン──「言葉遊び」が開くアート」
エドワード・ロバート・ヒューズ──ラファエル前派と象徴主義の狭間で」
ジョン・ジェームズ・オーデュボン──博物学と芸術の接点」
フェリックス・ヴァロットンの木版画における「死」の表象──国家・都市・戦場における死の描かれ方」
ギュスターヴ・クールベ──死の表現と土の地面」
フィンセント・ファン・ゴッホ──アルル期における色彩と精神」
アンディ・ウォーホルの作品──社会との関わりについて」
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス──物語画に見られる表現」
レンブラント──晩年のスタイルの確立とその影響について」

3年生「学年末レポート」、4年生「卒業論文の概要」をまとめて冊子にし、2025年度ゼミ活動の成果とします。

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