中央大学 文学部 泉ゼミ (美術史美術館コース) ブログ

美術史美術館コースは、中央大学文学部フランス語文学文化専攻に設置されています。このブログは、日頃のゼミ活動を更新しています。

ようこそ、泉ゼミ・ブログへ。
ゼミは3、4年生で構成され、2年間で、フランスを中心とした西洋美術史、美術館や文化遺産の歴史や今日のあり方について学びます。
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このブログは、ゼミの紹介がメインです。
ゼミ活動のまとめは、上のメニューバー「ゼミについて(毎年更新)」をご覧ください。
大学のゼミってどんな活動をするの? 文学部のゼミでどういうことを学ぶの?
そういうことを知りたい方に、うちのゼミの様子をお伝えできればと思います。

2020年03月

2019年度ゼミ生による「卒業論文」と「学年末レポート」のタイトル

4年生 卒業論文タイトル

モネとジャポニスム――ジャポニスムの発展と影響
サルバドール・ダリとガラ――画家に大きな影響を与えるモデル
日本の地方文化政策――効果的なアートマネジメントの方法論
ゴッホの自画像研究――自己の探求から得たものとは
クリムトとファム・ファタル
ゴッホとジャポニスム――浮世絵から何を学んだか
シャガールの描いた愛
ドラクロワの初期作品における革新とその独自性について
肖像画の名手ピエール=オーギュスト・ルノワールの描く子供
アントワーヌ・ヴァトーのフェート・ギャラントにおける“儚さ”の表現についての考察
ウィリアム・モリスのデザイン――壁紙の調和

3年生 学年末レポートタイトル(5000字前後)
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの人生から考察する《氷海》
レンブラントにおける光の表現について――光に込めた意味
レオナルド・ダ・ヴィンチ――巨匠はいかにして作られたのか
英国最大の風景画家――ウィリアム・ターナー
フィンセント・ファン・ゴッホ――探求し続けた色彩学
19世紀モードから見た印象派ルノワール
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ――ヴィーナスに見られる美の表現
エドガー・ドガの世界へのまなざし
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ――絵の中に隠された自然への価値観
ジョルジュ・スーラ――点描法のルーツを求めて
次世代の廃校利用可能性
西洋美術史における廃墟芸術の歴史とその魅力

3年生の学年末レポートと、4年生の卒業論文の概要をまとめて冊子にし、2019年度ゼミ活動の成果としました。

ブログ更新がご無沙汰となりました。
2019年度のゼミは、卒業論文口述試験と学年末レポート提出を最後に、1月に終了しています。
春休みの間に、東京都美術館で開催されている「ハマスホイとデンマーク絵画」展(公式HP)を観に行こうと思っていたのですが、新型コロナウイルスの影響で閉幕してしまいました。

授業で紹介できればいいなと思っている映画作品
『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』

郵便配達員が33年かけて奇想の宮殿を築いた実話をもとにしたドラマ。
リヨンを経由してバスを使って訪問することができます。。
一度訪れたいと思っています。
公式HP

『エッシャー 視覚の魔術師』
マウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898~1972)のドキュメンタリー映画
公式HP

『盗まれたカラヴァッジョ』
ガラヴァッジョ作品の盗難事件をモチーフにしたサスペンスドラマ
公式HP

『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』
フィンランド映画
オークションに出品された作者不詳の肖像画をめぐって、老画商と孫息子が画家を特定する調査の乗り出す家族の物語
公式HP

『コロンバス』
インディアナ州コロンバスを舞台とした映画。ここはモダニズム建築の宝庫だそうです。ここに拠点を置くエンジンメーカーの社長が1950年代にモダニズム建築家による公共施設の建築を積極的に支援したとか。
公式HP

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